ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2022.10.14 11:05日々の出来事

「オドレら正気か?in千葉」では神戸の密教の復習もする。

「考え方・イデオロギー」を批判しているのに、
あまり有名でもない特定個人をフルボッコして
いるように見えるのはよくない。

日本人の持つ、しょうもない判官びいきが働いて、
擁護のための詭弁が登場すると、真実を追求する
ための「思想」が価値相対主義に堕してしまう。

したがって名前を出さずに「K氏」と言うか、
「昭和残像氏」と言ってもいい。
昭和残像氏は、戦後の高度経済成長期の家族像を
いまだに理想の家族像と思い込んでいて、専業主婦
という(実は男尊女卑)が脳髄に沁み込んでいる。

この感覚は統一協会の家族像と一致しているから、
自民党の自称保守(≒男系固執)の改憲案にまで
影響を与えてしまうのだ。
そして当然、愛子天皇の誕生を妨害する勢力となる。

明治期に男尊女卑は強化され、その上、戦後の高度
経済成長期にまで、男尊女卑は強化されてしまった
ことになる。

「ゴー宣道場」が「女性の地位向上」を3大テーマ
の一つにしたことは間違っていなかった。
「男女平等」を原理主義にしてはならないが、
男尊女卑を克服するリベラリズムは、真正保守に
とって必要である!

わしにも勉強になる公論は、総合Pちぇぶ、どんどん
紹介してくれ。
思想するのだ!「反動勢力」になるな!

「オドレら正気か?in千葉」では、神戸の密教を
復習しつつ、神戸で語らなかった統一教会や、他の
テーマも語ることにする。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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